OCEAN SPIRAL(Fundinno募集案件)への出資検討と詳細解説(8月21日)

日本初の株式型クラウドファンディングを提供しているFundinnoで、OCEAN SPIRAL株式会社という会社への出資案件の募集が2019年8月21日から開始するので出資の検討と出資に関する解説を記載させて頂きました。

なお、同日にロボットハンドの開発を行うダブル技研株式会社という会社への出資の募集もFundinnoで行われます。

1.OCEAN SPIRAL株式会社の事業内容

OCEAN SPIRAL株式会社では水深100mへ潜れる潜水装置「SEA BALLOON（海中バルーン）」を提供することを目的としています。

サービススタートは2021年の予定ということです。

現在はサービス提供の準備段階ですが、下記のような事業者と各種サービス開発を含めてチームを結成して検討中とのことです。

より詳しい情報はFundinnoの募集ページにて記載されており、またYoutubeでの事業紹介の動画も出ておりますので是非ご確認下さい。

2.OCEAN SPIRALの今回のバリュエーション

OCEAN SPIRALは2019年月期・2020年3月期(見込み)は共に売上高は0円です。一方で純損失額は2019年度が8千万円、2020年度は1億2千万円となっております。

一方で2021年度には11億円、2022年度には20億円、2023年度には87億円となり、これではじめて2023年度で黒字化する事業計画となっております。

現時点では黒字化も勿論ですがそこまでの期間での投資期間の資金確保も含めてかなり見通し辛い状況なのは間違いないとは思います。

OCEAN SPIRALのバリュエーションについて、株式型クラウドファンディングで調達する金額は870万円~1350万円と金額が大きくないので単純にそれをバリュエーションとは言いにくいですが、発行後株式数と、株価をベースに計算すると、ポストのバリュエーションは17億5千万円となります。

まあ、高いのは間違いないですね。

3.出資の方向性について

上記の通り、単純な投資として考えると収益性や実現性に関してかなり考える所もありますが、今回は応援したいという所も込めて出資したいと思います。

プロモーションムービーなども含めてかなり力を入れた募集ページにはなっておりますので少しでも興味があれば見てみることをおすすめします。