長期的な資産運用を考えた時に役に立つ係数の一つが年金現価係数です。
年金現価係数の定義は下記のようなものとなっています。カブドットコム証券のサービスページより引用しております。
年金現価係数とは、元本を一定利率で複利運用しながら、毎年一定金額を一定期間取り崩していくとき、現在いくらの元本で複利運用を開始すればよいかを求める際に使用する係数です。
カブドットコム証券(https://kabu.com/glossary/1205547_3151.html)
年金現価係数では、一定額ずつ受け取りたい始めたい時に、いくらの資産の積立が必要なのかがわかる便利な指標です。
年金現価係数表のエクセルファイルとしては下記をご参照ください。
例として、年利2.0%で複利運用する場合、毎年100万円を20年間受け取るには、いくらのお金が必要なのかを見てみましょう。
表の見方としては、マトリクスになっており、横軸の2.0%と、縦軸の20年の交わる16.3514が、該当する年金現価係数となります。
(計算式)
1,000,000円×16.351=16,351,000円
このことから、16,351,000円あれば、その先20年間にわたって100万円ずつお金を受け取ることができることがわかります。
年金現価係数は、将来の毎年必要な生活資金から逆算して、その前までにいくらの資金が必要なのかを導くことのできる便利な係数です。
是非ご自身のライフプランから照らし合わせて計算してみてください。