減債基金係数とは?-減債基金係数表付(エクセル)-

長期的な資産運用を考えた時に役に立つ係数の一つが減債基金係数です。

減債基金係数の定義は下記のようなものとなっています。カブドットコム証券のサービスページより引用しております。

減債基金係数とは、将来の一定期間後に必要資金(目標金額)を得るために、一定利率で一定金額を複利運用で積み立てるときの、毎年の積み立て額を求める際に使用する係数です。

カブドットコム証券(https://kabu.com/glossary/1205553_3151.html)

減債基金係数では、将来必要な資金の目標を定め、そこに向けて、複利で運用しつつ、毎年いくら積み立てていくことが必要か計算するための係数です。

減債基金係数表のエクセルファイルとしては下記をご参照ください。

例として、年利2.0%で複利運用する場合、20年後に2,000万円を貯めるには、毎年いくらのお金を積み立てていく必要があるのかを見てみましょう。

表の見方としては、マトリクスになっており、横軸の2.0%と、縦軸の20年の交わる0.04116が、該当する減債基金係数となります。

(計算式)

20,000,000円×0.04116 = 823,200‬円

このことから、毎年823,200円ずつ積み立てれば、20年後には2,000万円のお金を貯めることができることがわかります。

減債基金係数は、将来の必要な資金から逆算して、毎年いくらのお金を積み立てていくことが必要なのかを導くことのできる便利な係数です。

是非ご自身のライフプランから照らし合わせて毎年必要な積立額を計算し、計画的に資金管理をしてみてください。