今回はクラウドファンディングや仮想通貨取引所などの金融領域のシステム開発を行うLibrus株式会社(以下、Librus社)の鎌田社長にインタビューさせて頂きました。
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Librus社の事業について
- Librus社がどのような事業をやっているのかについて教えて下さい 。
当社では現在、FinTech領域を初めとした金融サービスのシステム開発を中心に事業展開しています。例えば、貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)や仮想通貨取引所のシステムの開発を行なっています。また金融サービスに関わらず、スマートフォンアプリやウェブサービスの開発も行なっています。
- Librus社の創業やこれまでの経緯を教えて下さい 。
元々、コンサルティング会社に勤めていたのですが、あるベンチャー企業から業務委託のオファーをいただいたことがきっかけで、独立することを決めました。
はじめは個人でFinTech系を中心に、ベンチャー企業のコンサルティングサービスを一人でしていました。最初は仕事の取り方も試行錯誤の状態で、悪戦苦闘した時もありましたが、起業から一年が過ぎた頃、個人事務所の状態から事業の拡大を考えていた時に、現在のパートナーであるエンジニアと出会い、第二創業としてシステム開発サービスを行うことにしました。
- FinTech領域のシステム開発を手掛けるようになった背景を教えて下さい。
背景としては、会社の土台となる収益を安定的に獲得するサービスを展開したかったこと、上流設計から多様な開発までワンストップで対応できるエンジニアのパートナーと出会えたこと、これまでコンサルタントとして関わった企業からのシステム開発案件を受注できる勝算があったことが大きな理由でした。
私は案件の提案/獲得(セールス)を行い、パートナーは案件の推進(デリバリー)を行うという互いの得意分野での役割分担が明確にできることも大きな要因でした。
FinTech領域の開発に強みを持つ理由としては、私もパートナーも、共に金融系のキャリアを歩んできたことが大きかったと思います。私自身、最初のキャリアは証券会社であったため、金融に関する先進的なサービスには関心があり、金融に対する想いも強かったと思います。
- システム開発における強みを教えて下さい。
要件定義、設計、開発、テスト、保守運用までワンストップで対応できること、金融サービスを中心に、業務上の要件が複雑なものから比較的シンプルなものまで対応できることが挙げられます。また請負開発が中心で、高い品質での納品が出来ていると自負しております。
- 顧客にはどのような層を見込んでいるのかを教えて下さい。
ベンチャー企業から大手企業まで、システム開発に課題のあるクライアントであれば、対応させていただくことが可能です。
今後の事業展開について
- 今後、力を入れていきたい事業などについて教えて下さい。
システム開発サービスを拡大させつつ、中長期的には並行して金融に関する自社プロダクトの開発に注力したいと考えています。特に自社開発したトレーディングツールを用いて投資ファンドの運用代行を行うなど、アセットマネジメントサービスに注力していきたいです。
- 今後、入社してきて欲しい社員の人物像について教えて下さい。
エンジニアやPM経験のある人材を中心に採用を行なっていきたいです。ただ、ハートと骨の太さのある人材でしたら、基本的にどなたでも大歓迎です。