【平均年収1,600万円超】ヒューリックドリームの書籍レビュー・感想

ヒューリックドリームを読みました。とても内容に感銘を受けましたので書籍レビューを書きたいと思います。

ヒューリックドリームは、出版が2017年で少し前の本ですが、内容は今読んでもとてもためになります。不動産業界以外の読者も想定している本なので内容的には一般的なものが多いものの、不動産の取得や開発に関する意思決定や業務への考え方などが徹底しており、不動産業界に携わる方が読んでもためになる話ばかりだと思います。

ヒューリックは、みずほ銀行の不動産物件の管理会社(社員寮とか、支店の不動産を管理する会社だった)から、東証1部に上場し、今や財閥系のディベロッパーに迫る規模の会社となっており、何より従業員の平均年収の高さが突出しています。

下記の2018年度の有価証券報告書の【従業員の状況】からわかる通り、ヒューリック社では従業員166人に関して、平均年齢が40歳、平均勤続年数が5年で、平均年収がなんと1,636万円となっております。

一般的な年収水準をはるかに上回る高収入企業で、それを支えているのが従業員一人当たりの利益額の高さです(売上高は全く追っていないと明言している)。

ヒューリックの2018年12月期の有価証券報告書

物件の購入の意思決定のスピードも、一日で決断するという速さで、こういった普段からの積み重ねがこの業績と好待遇を支えていることが書籍からわかります。

本当に良い著書なので是非皆様にも読んでみて頂きたいです。

ヒューリック ドリーム/企業の成長と社員のやりがい、トップは会社を変えられる